「コーヒーが大好き」

コーヒ党の方も多いかと存じますが、院長の澤木も大好きで、毎日、コーヒーを愛飲しています。
本当は砂糖入りが好きですが、無糖でも美味しいので、無糖で飲んでいます。
2型糖尿病の予防にコーヒーがいいというのは、以前から報告があります。
2009年の国立国際医療研究センターからの報告(JPHC研究)によると、1日3〜4杯コーヒーをのむ方は、ほとんど飲まない方に比べて、2型糖尿病を発症するリスクが、男性で17%、女性で38%低下するとのことです。(Endocr J 56:459-468,2009)

コーヒーの飲み過ぎは良くありません。

コーヒーを毎日6杯以上飲まれていた糖尿病の方が、鉄の吸収阻害を引き起こし、鉄欠乏性貧血をきたしたのではないかと考えられた事例を経験したことがあります。(第11回1型糖尿病研究会で報告(澤木秀明ら) 2013年10月26日長野県で開催)
コーヒーの過剰摂取だけではなく、もともとヘム鉄の摂取が少ない、ヘム鉄の吸収促進因子である、アスコルビン酸や食用肉、魚、鶏肉などの摂取が少ないことも関係していると考えられました。

コーヒーは何杯がいいでしょうか?

欧州連合(EU)の欧州食品安全機関(EFSA)は、2015年にカフェイン摂取量について、成人では1日400mg未満に抑え、1回の摂取量が200mgを超えないように提言しています。
コーヒー4〜5杯までが適当な量とのことで考えながら飲む必要がありますね。
写真は2020年の誕生日に、スタッフの皆様に、誕生日祝をサプライズでコーヒーを頂戴して感動している院長の澤木です。
普段は安いコーヒを愛用しているので、大切に味わいながら、いただこうと思います。