「海水浴に行くんだけど持続血糖モニター(CGM)はどうしたらいいんだろう?」
「デクスコムG7は外さなければいけないんだろうか?」
「なるべくリブレは装着したままで、泳ぎたいな。」

今年も夏が到来しました!
海やプールなど水辺にお出かけの方も多い方ですよね。
炎天下でのインスリンの保管も重要な点ではありますが、
今回は、血糖をモニターするための持続血糖モニターである
フリースタイルリブレやフリースタイルリブレ2、デクスコムG6、デクスコムG7について
調べてみました。

フリースタイルリブレやフリースタイルリブレ2

真水の場合は45℃で30分、水深1mまでの使用であれば、動作に支障がない事が確認されています。
塩水の場合は動作確認がされていません
基本的には、新しいセンサーと交換することが望ましいです。
どうしても新しいセンサーが使用できない場合は、海水浴後は塩水をしっかりと流水で洗い流してください。
その後、指先穿刺での血糖値との誤差がないか、複数回確認するようにしましょう。

DexcomG7(デクスコムG7)

塩水や海水中でも問題なく使用が可能です。センサーは 水深2.4m までの防水機能が確認されています。
ただし、海水浴後は塩水をしっかりと洗い流すようにしてください。

※モニターは防水ではありませんので、モニターは濡れないように注意しましょう。

DexcomG6(デクスコムG6)

センサーとトランスミッターの接点にミネラルや塩分が付着したまま乾燥すると問題が発生する可能性があります。
海水や温泉などに入った後は、きれいな水でセンサー部を洗い流し、センサーポッドに付着したものを取り除いてください。
※モニターは防水ではありませんので、モニターは濡れないように注意しましょう。

ワンポイントアドバイス

基本装着した状況で対応は不可能ではなさそうですが、
装着しているフリースタイルリブレやフリースタイルリブレ2、デクスコムG6やデクスコムG7のセンサーが
不正確になる場合も想定して、替えを持参したり、
血糖自己測定も併用されるのが安全かと思われます。
すてきな夏の思い出を作っていただきたいと思います。