年始においしい!お餅の食べ方💓

2022年も終盤、あと半月もすればお正月ですね。
お正月と言えばお餅。既に店頭でも多くのお餅が我々を誘惑しています。

毎年多くの糖尿病患者さんをトリコにし、血糖コントロールを乱す魅惑的な食材OMOCHI…

今回のブログでは、血糖コントロールをキープする!お餅の食べ方を伝授します✨


まずお伝えしなければならないのは、非常に言いにくいのですが、お餅の原材料はお米ということです。
つまり、お餅を食べるのと白ごはんを食べるのは同じ、ということです。
※厳密にはお餅の原材料はもち米、白ごはんの原材料はうるち米と異なりますが、栄養量はほぼ同じです。

炭水化物量(100gあたり)
 うるち米 77.6g
もち米77.2g

そのため、お餅は“白ごはんの代わり”として食事に取り入れるのがベストです。
“おやつ”として食べてしまうと、その都度血糖値が上昇してしまうので気を付けましょう。

では“白ごはんの代わり”としてお餅を何個食べてOKなのでしょうか
一般的なお餅1個(50g)の栄養量は、ごはん1/2膳とほぼ同じです。
普段ごはんを軽めに1膳(150g)を食べられる方であればお餅2個
しっかり1膳(200g)食べられる方であればお餅3個を、ごはんと置き換えて食べましょう。

例えば新年に食べることが多いお雑煮。
お餅を適量入れて、鶏肉や野菜なども入れ具沢山にすると、それだけで栄養満点のお雑煮になります。
何かと忙しい新年、食事を簡単に済ませたい!というようなときにおすすめです。

最後に、どうしても“おやつ”としてお餅を食べるような場面、新年だとあるかもしれません。
そのようなときは、食べ過ぎには十分注意し、お餅を食べた後の食事(例えば15時にお餅を食べたとすると夕食)では白ごはんを減らして食べるようにしましょう。
お餅のトッピングは、あんこや甘いタレよりも、きなこ(砂糖は少量で!)や海苔だと炭水化物量が抑えられます。
お餅を食べた後は、テレビを見ながらストレッチをするなど、体を動かすとさらに良いですね!

季節の食べ物も上手に取り入れながら、食事療法を行っていきましょう

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このブログは澤木内科・糖尿病クリニック(大阪府高槻市)の管理栄養士が運営しています。
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