糖尿病の食事療法に欠かせない「野菜」。
野菜は和え物や炒め物、煮物など様々な形で摂ることができますが、なかでもサラダは調理が簡単で手軽に食べることができますね。
今回のブログではそんなサラダのベストパートナー、ドレッシングについて、上手な選び方をご紹介します。
血圧が気になる方は…
・マヨネーズ
・ごまドレッシング
上記のようなどろっとしたタイプのドレッシングは一般的に塩分が少なめです。
ただしカロリー(エネルギー)は高く脂質も多いので、LDL(悪玉)コレステロールが高い方や肥満の方は注意が必要。
LDLコレステロール・肥満が気になる方は…
・ノンオイルドレッシング
・カロリーオフのマヨネーズ
ノンオイルドレッシングは青じそ、ごま、イタリアンなど様々な味があるので、サラダの具材やお好みに合わせて選んでみてください。
ただしノンオイルドレッシングやカロリーオフのマヨネーズは、通常のドレッシングより塩分が多めです。
血糖値が気になる方は…
・和風ドレッシング
・フレンチドレッシング
上記のようなドレッシングは比較的糖質が少なく、逆にオニオンドレッシングやフルーツが使われたドレッシングは糖質が多いです。
とは言えドレッシングに含まれている糖質は少量なため、ドレッシングの種類はそこまで気にする必要はありません。具材に芋類(じゃがいも、さつまいもなど)やかぼちゃが使われている場合は血糖値が上がりやすいので注意しましょう。
血圧も脂質も血糖値も全部気になるよ!
では、特に気になる項目のドレッシングを選んだ上で…かけ方にも気を配ってみましょう。
ドレッシングのかけ方
ドレッシングの種類に気を付けていても、たくさんかけてしまっては脂質や塩分の摂りすぎになります。
サラダの量にもよりますが、1回あたりの使用量は多くても大さじ1杯程度が目安です。
少なくて物足りない…というような場合は、以下のような工夫をしてみましょう。
・ドレッシングが薄まらないよう、野菜の水気はよく切る
・柑橘類の果汁をプラスする
・香味野菜(大葉、生姜、ねぎ、みょうがなど)を使用したサラダにする
・乾燥ハーブや、カレー粉、ブラックペッパーなどのスパイスをかける
まだまだ寒い日が続きますので、今日の夕食にはブロッコリーや人参、カブなどを使用した「温野菜サラダ」はいかがでしょう?
ドレッシングはぜひ、このブログを参考に選んでみてくださいね。