ごはん(白米)は何グラムが適量?

「ごはんが大好きでおかずはいらないから、ごはんをお腹いっぱい食べたい!」

「ごはんは血糖値を上げるから少しだけ・・・」

ごはんはいったいどれくらい食べるのがいいのでしょうか?

ごはんを減らしすぎると・・・

・食後すぐにお腹が空いて、間食を食べたり、次の食事で沢山食べることにつながる

・エネルギー源であるブドウ糖が不足すると、筋肉のたんぱく質からエネルギーを作ることになり、筋肉量が減少し基礎代謝が下がって太りやすくなる

・ごはんは食物繊維の供給源でもあるため、食物繊維が不足して便秘になりやすくなる

・おなかを満たすためにおかずが増え、たんぱく質や脂質の摂取増加につながり、LDLコレステロールや尿酸値が高くなる。       

 など・・・・・

ごはんを食べ過ぎると・・・

・糖質のとり過ぎになり、血糖値が上昇する。

・肝臓や筋肉などで使われなかった糖は中性脂肪に変わるため、中性脂肪の値が上昇する

・中性脂肪は皮下脂肪や内蔵脂肪などに蓄えられて、体重が増加する

ですから、
なんでもほどほどが良いということになりますね!

では、ほどほどの適量とは?

1日の活動量が「生活の大部分は座っているが、家事や通勤などで軽い運動をする(エネルギー係数“普通の労作”)」方のごはんの適量を以下に示します。

どうしてもごはんは最小限にしたい!という方は、最低50~100gは毎食食べるようにしましょう。

※現在治療中の疾病がある方は、必ず医師・管理栄養士に確認してくださいね。

まずは普段自分がどれくらいごはんを食べているのか、はかりで量ってみてはいかがでしょうか?

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