2024年6月1日、診療報酬が改定され、糖尿病・高血圧・脂質異常症で通院中の患者さんを対象に、生活習慣病療養計画書を作成することになりました。
澤木内科・糖尿病クリニックでは通院患者さんの多くが糖尿病・高血圧・脂質異常症をお持ちですので、甚大な数の療養計画書を作成する必要があります。
そこで！
5月から、全スタッフ協力体制で準備を進めてまいりました。
まずは電子カルテを用いて対象の患者さんを抽出します。その数なんと1000名以上・・・目の眩むような数です。
療養計画書の作成は、医師、看護師、管理栄養士で行いました。看護師が中心となって1000名以上の患者さんを割り振ります。
患者さん1人1人のカルテを開き、年齢や治療内容などを確認しながら、目標数値と生活習慣の改善についてのアドバイスを入力していきます。
計画書の作成には患者さんにも協力いただきました。事前に生活習慣改善についてのアンケートにお答えいただいた患者さんには、その内容を考慮した計画書を作成します。
医療コンシェルジュは、予約表を確認しながら計画書を印刷していきます。
パソコンが得意なスタッフは患者さんへのお知らせ動画を作成しました。この動画は6月中、待合室で放映されています。
計画書は最終的に、診察室で医師が確認します。患者さんと相談した結果、内容を修正することもあります。
患者さんにサインを頂戴し、医療コンシェルジュが控えを保存した後、患者さんにお返しします。
6月も月末にさしかかり、計画書の作成はほぼ終了、交付もほとんどが完了しました。全スタッフで試行錯誤しながら作成＆交付した計画書、大変でしたが🎊一大プロジェクト🎊のような感じでちょっと楽しくもありました。
・・・計画書は4ヶ月毎の交付が必要なので、ここで終わりでは全くもってないんですけどね。
この「4ヶ月後」をどのように把握していくか、計画書をより患者さんの療養に活かしてもらうにはどうするか、などまだまだ検討することはたくさんありますが、医師・スタッフで協力しあって仕組みを作っていきたいと思います🙌
