澤木内科・糖尿病クリニックでは、2023年2月よりフットケア外来を開始しています。
糖尿病で血糖値が高い状態が続くと、様々な合併症があらわれてきます。
3大合併症と呼ばれるのは神経障害、網膜症、腎症で、中でも神経障害は早期に出現しやすく、症状も多岐にわたります。
神経障害のよくある症状のひとつに「足の痺れ」があります。
神経障害の初期は痺れなどの違和感で足の異変に気がつくことができますが、進行すると感覚麻痺が起こり、痺れなどの違和感は感じ取れなくなってきます。
例えば小さな怪我をしたり、水虫などができても、痛みを感じることがないので発見が遅れてしまうのです。
さらに、血糖値が高い状態だと、抵抗力が低下して細菌感染を起こしやすくなったり、動脈硬化による血流障害のため傷が治りにくい状態になったりします。
小さな怪我に気がつかず放置した結果、細菌感染を起こし、足が壊疽してしまう(切断が必要になる)、というのが糖尿病足病変の怖いところ。
そのような状態になる方をひとりでも減らすために、フットケア外来では足のお手入れ方法を丁寧に指導しています。
看護師スタッフを募集中です
澤木内科・糖尿病クリニックでは、フットケア外来をはじめ、糖尿病合併症の進展予防に力を入れています。初めて糖尿病と診断された患者さんには、看護師から合併症について説明をさせていただくこともあります。
CDEJの方やこれまで糖尿病看護を行ってきた方はもちろん、糖尿病看護は未経験だけどこれから勉強したい!CDEJを取得したい!という方も大大大歓迎です。
応募前の見学も可能ですので、まずは一度、当院の糖尿病看護を見学してみませんか?
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※参考文献
国立国際医療研究センター病院糖尿病フットケア外来著 フットケアノート2023年改訂版