血糖コントロールの必要性は分かったけど、具体的にどうしたらいいのか分からない。
このまま糖尿病が進んでしまったらどうしよう…そんな不安を抱えていませんか?
血糖コントロールに最適な方法は、ひとりひとりの糖尿病患者さんによって大きく異なります。
ですから、本当にその治療法で合っているのか?を検証するために
- 何が原因で血糖値が上がっているのか?
- どうして血糖値が下がらないのか?
この2つをきちんと調べる必要があります。
仮説だけを信じて、通院・治療していませんか?
きちんと調べていないのであれば、あなたの高血糖が「食事のせい」とか「運動不足のせい」というのは、あくまでも仮説にしか過ぎません。
実際に
「間食を我慢できないのが悪い…」と言われていたけど、検査を受けてみたら、
投薬による低血糖状態が異常な空腹感をもたらしていることが原因だと判明した、
という患者さまもいらっしゃいます。
好きな食事を我慢したり、運動に励んだり、投薬や注射を続けても
その方向性が間違っていれば、努力も水の泡。
さらに、そのまま症状が進んでしまったり、無自覚のうちに低血糖状態に陥ってしまうという危険もはらんでいます。
【大阪府内で数少ない】糖尿病の専門医だからできること
実は糖尿病治療には、糖尿病の専門医であり、許可を受けた医療機関だけが提供できる治療、扱える機器というのが存在します。
当院は、1型糖尿病患者さんにインスリンポンプ・SAP・リアルタイムCGM(在宅用)、プロフェッショナルCGM(検査用)という高度機器を使った治療の提供が可能なクリニックです。この4つの高度機器を使った治療が受けられるクリニックは、大阪府内に4つしかありません。
※引用:糖尿病ネットワーク
https://dm-net.co.jp/byoin/500/501/
医療機関リスト2020年4月実績分
しかも、当院は全国的にも数少ない入院を要しない(通院で)これらの機器を使った治療を受けられるクリニックです。
- 「何を食べたらどれだけ血糖が上がったか」
- 「どんな運動をした時、どれだけ血糖が下がったか」
- 「薬や注射の量やタイミングは合っているのか」
- 「就寝中の低血糖などが起きていないか」
当クリニックでは高度な機器を使うことでこれらの状況をモニタリングしながら、糖尿病の根本原因を見つけ、一人ひとりのライフスタイルに合った治療法を患者さんと一緒に考えていくことができます。
血糖コントロールとは一生のお付き合いになりますから、いかに負担なく、正しく行っていくかが大切です。
血糖コントロールでお困りの方は、糖尿病治療のプロである当院にご相談ください。
当院を選ぶ7つのメリット
メリット① 大学病院並みの専門・高度な治療を受けられる
院長の澤木は、日本糖尿病学会糖尿病専門医、日本糖尿病学会糖尿病研修指導医を取得。糖尿病教育施設の指導責任者、糖尿病センターのセンター長などを歴任している専門医です。また、施設基準も満たしているため保険診療を使ったさまざまな治療のご提案が可能です。
メリット② カウンセリング重視
当院でもっとも大切にしているのがカウンセリングです。当院はカウンセリング室を4室設けており、じっくりとご相談いただくことができます。
メリット③ ひとりひとりに最適な治療を実現
カウンセリングや検査結果をもとに、一人ひとりに合った治療の目標を立てて、一歩一歩確実に実現できるようサポートします。
メリット④ チーム医療
当院では糖尿病の専門医が5名おります。
また、糖尿病治療に長く携わってきた看護師や、常勤の管理栄養士も2名おります。
これらの異なる立場のスタッフが互いに連携することで、日常的な問題の発見や治療に関する提案など、様々な場面で相乗的な効果を上げています。
メリット⑤ 予約優先制で待ち時間が少ない
患者さんひとり一人と向き合うためにもしっかりと時間を取ることが必要です。
そのため当院は予約優先制です。
待ち時間を減らすことで、患者さんのストレスを少しでもなくしたいと思っています。
メリット⑥ ライフスタイル(ED・薄毛)治療も可能です
糖尿病はEDや薄毛との関連性が高いため、同時に治療することが可能です。
お悩みの際はお気軽にご相談ください。
メリット⑦ 交通アクセスが良く通いやすい
JR高槻駅南側陸橋直結、阪急高槻市駅徒歩6分、市営バスのJR高槻南バス停おりば前、京阪バスのJR高槻駅バス停おりば前、とアクセスも抜群。
お車でお越しの方は、クリニック目の前にある高槻市営駐車場をご利用ください。(当院にて駐車券の補助があります)。患者さまが通いやすい雰囲気と場所を心がけています。
根拠ある栄養相談をしませんか?
当院では、治療がうまくいっていない患者さんには、24時間の血糖値の把握(持続グルコース測定)をすることで、ひとりひとり異なる血糖の推移を見ながら治療を行うことを推奨しています。※保険診療の要件を満たした場合
また、血糖値を調べる際には患者さまのご負担を考慮し、当院では指先に針を刺す必要がない手軽で正確な検査機器を導入することも可能です。(適用には条件があります)。
測定後は、当院に常勤の管理栄養士(2名)が、検査結果に基づいて一人ひとりに最適な栄養相談を行います。
糖尿病治療の真の目的は、“血糖値スパイク”の予防です
血糖値が乱高下する“血糖値スパイク”は、血管への甚大なダメージを引き起こすため大変危険であり、合併症の原因となるためできるだけ避けなければなりません。つまり、糖尿病治療の真の目的は、低血糖を避け、高血糖を是正することで“血糖値スパイク”を起こさないことなのです。
2019年のアメリカ糖尿病学会における目標血糖範囲時間(time in range :TIR)の指標では、血糖が70から180mg/dlの範囲内にある時間の割合が70%を超える場合は細小血管合併症(網膜症、腎症、神経障害)の進展を抑制できると提唱されました。
参考文献1:Battelino T,et al: Clinical Targets for Continuous Glucose Monitoring Data Interpretation: Recommendations From the International Consensus on Time in Range.Diabetes Care,42:400-405,2019
参考文献2: Beck RW,et al: Validation of Time in Range as an Outcome Measure for Diabetes Clinical Trials.Diabetes Care,42:400-405,2019
「血糖値の急な山や谷を作らないようにするために」
かくれ低血糖や高血糖を未然に把握することで、“血糖値スパイク”を起こさないための治療を行っていきましょう。
当院では、血糖の把握が簡単にできる「持続性グルコース測定」をお勧めしています。当院は認定医療機関のため、指先穿刺なしで血糖値の把握ができる“リブレPro”の導入が可能です。
“血糖値スパイク”を防ぐ具体的な方法とは?
一人一人違う血糖値の上がり下がりをまずはきちんと把握し、最適な治療を行います。血糖値の把握には、「持続性グルコース測定」をお勧めしています。
持続性グルコース測定とは
皮下に刺した細いセンサーにより間質液中の糖濃度である間質グルコース値を持続的に測定することで、血糖の推移を調べる方法です。
澤木内科糖尿病クリニックでは、リブレProという測定器を使い15分ごとの血糖状態を最長2週間、把握するために行う「持続性グルコースの測定」を健康保険適応で実施できます。
持続性グルコース測定の保険適応の条件
- 1)治療方針策定のために血糖プロファイルを必要とする1型糖尿病患者
- 2)低血糖・高血糖発作を繰り返す等重篤な有害事象がおきている血糖コントロールが不安定な2型糖尿病患者であり、医師の指示に従い血糖コントロールを行う意志のある者
このいずれかの要件を満たす必要があります。
3割負担の方で、約4000円が通常の診察料に上乗せとなります。
代表的な検査機器のご紹介
こんな思いはありませんか?
- 「結局、指先に針を刺さないと正確な血糖値は測れないんでしょ?」
- 「痛いし、面倒だからできるだけ指先穿刺の回数を増やしたくない…」
計測値の正確性を保つために指先穿刺によるキャリブレーション(較正)の必要がある機器とは違い、指先穿刺なしで使える検査機器があるのをご存じですか?
限られた医療機関でしか取り扱いのない
保険適用ができる、痛みのない測定器「リブレPro」を導入してみませんか?
リブレPro
腕に500円玉ほどのサイズのセンサーを付けて日常生活を送るだけで、15分おきにグルコース値(推定の血糖値)を自動計測し、最長14日分保存することが可能な機器です。
来院時にセンサーを取り付け、2週間後に再来院いただいた際にわずか5秒で結果を読み取ります。
指先穿刺の負担なく、確実に日々の血糖値の上がり下がりを把握できる新しい方法です。
リブレProをお勧めする糖尿病患者さまの例
- 1型糖尿病で1日4回の血糖測定をしている方
- 2型糖尿病患者で血糖コントロールが不安定な方
- 妊娠中の方
- 深夜の低血糖が疑われる方
- 暁現象(明け方の血糖値の急上昇)が疑われる方
- 無自覚低血糖が疑われる方
- 食後高血糖の見逃しが疑われる方
- ペンによる頻回インスリン注射療法(MDI)から持続皮下インスリンポンプ療法中の方(CSII)
- なぜHbA1cが高いのか理由がわからない方
など。
当院では、中学生以上の方にご利用をお勧めしています。
心臓ペースメーカーをご利用中の方は利用できません。
糖尿病ではないかたには、実施していません。
リブレProのメリット
- 指に針を刺さなくてもいいので、痛みがない
- 現在の血糖値だけでなく、血糖の高低推移がグラフで見られる
- 簡単に食事や運動、投薬、注射などの効果が測定できる
- 就寝中に低血糖を起していないかが分かる
- 測定は服の上からでOK
- センサーをつけたまま運動や入浴、水泳なども可能
- 測定結果を元に、根拠のある治療計画が立てられる
※注意事項等
- 装着中は、放射線検査(X線、CT)、MRI、PETなどはできません。
- 保険診療の適用については条件がございますので、ご相談下さい。
- 当院受診時に装着いただいてお帰りいただきます。いちど装着すると2週間つけっぱなしになります。1分ごとに測定し、15分毎に代表値を記録します。
- 常勤の管理栄養士がいますので、装着中の食事記録と合わせ、栄養相談をうけていただきます。(栄養相談はこちら)実際の血糖変動と照らし合わせることにより治療の最適化が行えます。
※採血による血糖自己測定(SMBG)
通常の採血による血糖の自己測定機器も扱っています。患者さまの負担軽減を第一に考え、採血量が少なく扱いやすい測定機器をご案内しています。
リブレProの費用
3割負担の方/約4000円
1割負担の方/約1330円
根拠あるひとりひとりに最適な糖尿病治療を行ってみませんか?
こんな方からのご相談をお待ちしています
- 血糖コントロールをもっとしっかり行いたい方
- 数値に基づいた根拠のある栄養相談が受けたい方
- 入院ではなく、通院で正確な検査が受けたい方
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澤木内科・糖尿病クリニック
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